異色なボランティアが居る

地域ボランティア考(2)

 鶴岡市第四学区社会福祉協議会の調理ボランティアには、地元の女性が多数関わってもらっているが、一人だけ男性が加わっている。多分現在のところかなり異色である。
 仕出し「ほしの」の料理長、上林丈弘氏が、年に数回まったくのボランティアで当日の調理担当者として活躍している。プロの参加で、一緒に活動するボランティアの方々が得られるものは数多い。全員が、「大変参考になる」と言っているように、料理の基本になる部分を一緒に調理するだけで勉強させられている。そして、そのことをキッカケに調理ボランティアによる「調理学習会」なる事業が年2回実施されている。講師は上林氏。交流会食会に調理ボランティアとして参加している人を対象に、上林氏の持っているノウハウを伝授する学習会である。調理ボランティアとして活動することによって他人との交流を楽しんでいる人が居る。友人を増やしている人も多い。自己実現まではいかなくても、調理の幅を広げていきたいと考えている人も居る。そんな人達が調理学習会に集まってくる。
 参加費は500円。先生だからいらないと言っているのだが、なぜか講師も500円を負担し、一緒に買い物もする。参加者は多い時には、40人、少なくとも20人。趣味を生かしたボランティアを超えて、仕事を生かしたボランティアまでふみこんだ異色な人が、異色だと言わない地域づくりが今後の目標である。

(理事 岩浪)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください