受援力(じゅえんりょく)

受援力という言葉があります

私は、最近まで知りませんでした

◎ボランティアを受け入れる「受援力」の大切さ (内閣府 防災担当で発行のパンフレットから)
・ボランティアを地域で受け入れる環境・知恵などのことを「受援力」(支援を受ける力)と言っています。地域外のボランティアの力をうまく引き出すことは、被災地の復興を早めるなど、地域防災を高めることにつながります。

2004年の中越地震の時
地元のNPOの方と一緒に活動をしました
応援要請のあった地域に入った時に聞いた話です
「昨日、業者が来て家の中、外の片づけをしてもらって・・・〇十万円払った」との事でした
一緒に行ったNPOの方
昨日、この地域に
「ボランティアは必要ないか?」
「ボランティア活動の要請はないか?」と
聞いたのだそうです

「必要ない」と言われたとか

そもそも「ボランティア」の意味がわからない(?_?)
知らなかったのではないか(?_?)という話になって

その後
私達は無言で
袋に土を詰め土嚢づくりの作業をしました

こんな大変な時に
こんなに被災した所で
そして高齢の方から
なんで・・・?

「ボランティア」を知らない人はまだまだいたのです

この時の経験から
「ボランティア」という言葉を広めていきたい
「ボランティア」をきちんと広めていきたいという思いが
ぼらんたすを立ち上げるきっかけにもなっています

被災した地域の方といろいろな関わり方があると思います
被災者主体に考える事からはじめたいと思います

(kurihara)