どのようにボランティアをとらえるのか
【ボランティアコーディネーター基本指針より(発行:日本ボランティアコーディネーター協会)】
いつもボランティアについて
考える時
手にするのがボランティアコーディネーター基本指針です
(昨年一年かかって『本を読み解く会』で読み進んできた本)
ボランティアコーディネーター基本指針は次の4つで構成されています
1.「どのような社会をめざすのか」
2.「どのようにボランティアをとらえるのか」
3.「どのようにボランティアに向き合うのか」
4.「どのようなボランティアコーディネーションを行うのか」
ボランティアについて考える時は
2.の「どのようにボランティアをとらえるのか」をまず読みます
「ボランティアコーディネーターにとって何より重要なことは、ボランティアおよびボランティア活動の本質をどのように理解するかということです。ボランティア活動は、一般的に「自発性」「連帯性」「無償性」などという言葉で説明されますが、コーディネーターがボランティア活動をどのようにとらえているのかは、日常のコーディネーションのあり方と質を左右する重要な要素です。・・・」
2-(1) ボランティアは「市民社会」を構築する重要な担い手である
2-(2) ボランティアは自分の意志で始める
2-(3) ボランティアは自分の関心のある活動を自由に選べる
2-(4) ボランティアは活動に対して責任を持ちその役割を果たす
2-(5) ボランティアは共感を活動のエネルギーにする
2-(6) ボランティアは金銭によらないやりがいと成果を求める
2-(7) ボランティアは活動を通して自らの新たな可能性を見いだす
2-(8) ボランティアは活動を通して異なる社会の文化を理解する
2-(9) ボランティアは活動に新しい視点や提案を示し行動する
2-(10) ボランティアは安価な労働力ではなく、無限の創造力である
(ボランティアコーディネーター基本指針より)
金子郁容著の「ボランティアもうひとつの情報社会」に・・・目がとまり
手にとって見ています(19年前に発行された本です)
「情報洪水のなかで、多くの人が無気力感や焦燥感に包まれている現代社会。ボランティアは、それを変えるための「手掛かり」になるのではないか。献身や慈善といった旧来のイメージを超え誰もが気負うことなく参加できるボランティアとは?・・・・(中略)・・・・ボランティアとは、切実さをもって問題にかかわり、つながりをつけようと自ら動くことによって新しい価値を発見する人である。」
「ボランティアは新しい価値を発見する人である」とあります
そして
ぼらんたすは、『ボランティア』の語源で、ラテン語の“voluntas”からきています
意味は、「自由意志・自ら進んでやること」「自発的・自主的」な気持ちなど
ボランティアの原点に帰るという気持ちでこの言葉を法人の名前に選んでいます
ボランティアについて考える時
これからも
ボランティアコーディネーター基本指針を読むことになります・・・ね
(kurihara)
*もう一度読み返してみたら、何を言いたいのかわかりずらいですね。
ボランティア・・・ボランティアについて今一生懸命考えています(>_<)