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「東日本大震災被災者・避難者支援のボランティア活動を推進するコーディネーターのみなさんへ(7月11日版)」

日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)
「東日本大震災JVCAの支援と情報」より

東日本大震災被災者・避難者支援のボランティア活動を推進するコーディネーターのみなさんへ
【7月11日版】が更新されました

1.ボランティアコーディネーターは
    市民参加を推進するプロ
復興までのプロセスは長期にわたります。時間の推移とともに外部からの支援の形も変化していくことが予測されます。被災者や避難者とボランティア活動者をつなげることも大切な役割ですが、今後は、被災者や避難者が一人の市民として復興のプロセスに参画していくための応援をしていくことが求められてきます。「泥を見ないで人を見る」という言葉があります。「被災地のために何かしたい」という共感の先には被災者や避難者がいることを意識し、被災者や避難者が復興の中心となるような応援を続けていくことが必要でしょう。
 また、災害時においては日頃からの活動が大切です。多様な人や団体と多様な「つながり」ができているところほど、速やかに広域的な活動を行うことができます。

2.正確な情報を収集して
     「発信」する
様々な情報の中から、被災者や避難者のために必要な情報、ボランティア活動者に必要な情報を正確に収集し、発信していくことが大切です。
 また、これまでに多くのボランティアが被災者や避難者への支援を行ってきましたが、ボランティア未経験者も多く、「災害ボランティア=瓦礫の撤去、泥出し」というイメージが広がっているように思われます。しかし、生活再建のための活動を中心に行なう時期と中長期的な生活支援・復興支援に目を向けていく時期とでは、寄せられるニーズも刻々と変化します。加えて、東日本大震災においては、被害範囲が広く「いつの時点の情報か」だけではなく「どの地域の情報か」にも目を向けながら、常に最新で正確な情報を収集するようにしましょう。
 瓦礫の撤去や泥出しが収束に向かいつつあったとしても、そこに困りごと(ニーズ)があれば、ボランティアの活躍のしどころはまだまだ多くあります。

3.「思い続ける(忘れない)」こと
     の重要性を
ある被災者から「津波で家が流されたことよりも、数年先に被災地外の人々の記憶から、東日本大震災のことが忘れられてしまうことの方がつらい」という声が聞かれました。また、活動希望者の中からは、「今すぐは行けないが、夏休みではもう遅いのでは?」「来年でも何かやれることがあるか?」という声も聞かれます。
 これだけの甚大な被害が発生していますから、復興までの支援は長期にわたります。むしろ、半年後も1年後もそれ以降も、忘れず、思い続けることの大切さを伝え、一緒に何か企画ができないか、行動できないかを呼びかけていきましょう。

4.ボランティア活動者への
      フォロー
被災地での活動は、衝撃が大きかったり、緊張度が高かったりするので、自覚していない心身の疲労がたまっています。帰宅後はゆっくり休むようにアドバイスしましょう。また、活動後に無力感などに悩んだり、逆に高揚感が冷めないままになったり、通常の生活に戻ることが難しくなる場合もあります。もやもやしたこと、つらかったこと、不安に思ったことなどをコーディネーターが受け止めたり、感じたことや学んだことを話してもらう場を作ったり、現地に行っていない人も含めて共有し、地元でもできる何か新たな取り組みを創造していけるような支援をめざしましょう。

5. 被災者・被災地を支援する
    活動に様々なものがあること
    (再掲)
たとえば、「助け合いジャパン」(内閣官房震災ボランティア連携室の救援情報サイト)には、以下の7つの「助け合いの入り口」が紹介されています。
(1) ボランティアしたい(現地でボランティアしたい/現地以外でボランティアしたい)
(2) お金を送りたい
(3) 物資を送りたい
(4) 地元産業を応援したい
(5) 受け入れたい
(6) チャリティに参加したい
(7) はげましたい

これらも参考にして、それぞれの地域でより具体的な取り組みの情報を集めて紹介しましょう。

6.被災地でのボランティア
    活動を希望する人へ
   伝えたいこと(再掲)
(1) 被災地の団体等につながりがない人は、個人で単独で出向くよりも、何らかの「企画」に参加する方が有効であること
現在、さまざまな団体(社会福祉協議会、NPO等)が、「ボランティアバス」など被災地で活動するボランティア向けの企画を提案しています。個人で行く場合は、ホテルや交通機関の手配などが大変ですが、こうした企画に参加すると、被災地のニーズにあわせて活動先や宿泊場所などが準備されていたり、具体的な準備の情報提供がされたりしていますので、より参加しやすいと思われます。一方で、バスでの移動が伴うため、活動時間が短くなったり、ボランティアがイメージしている活動になるとは限らないというデメリットもあることは事前に説明しておくといいでしょう。
近隣でのこうした企画(ボランティアプログラム)の情報を集めるとともに、活動希望者が自ら最新の情報収集をするように促しましょう。

(2) 事前に現地やボランティアに関する企画の情報を集めること
「現地に電話して確認する」は、現地の負担を多くすることにもつながります。まずはインターネット等で情報収集を行ないましょう。その際、具体的にサイトを紹介してあげることが有効です。「インターネット上にはあまりに多くの情報があり、何を信用したらいいのかわからない」という声があがっています。そこで、たとえば、以下のような情報提供するといいでしょう。

◎最寄りの社会福祉協議会(ボランティアセンター)の紹介
「社会福祉協議会」は、すべての都道府県、市町村にあります。ボランティアバスなどの企画を持っているところもありますし、それ以外にも震災ボランティアに関する情報を紹介してくれます。

◎東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
東日本大震災における被災者支援のために結成された、全国の災害支援関係のNPO・NGO等民間団体のネットワークです。初心者向けの資料やボランティアセンターの設置状況地図なども掲載されています。

◎被災地の災害ボランティアセンターのサイト
岩手県災害ボランティアセンター
宮城県災害ボランティアセンター
仙台市災害ボランティアセンター
福島県災害ボランティアセンター
茨城県災害ボランティア支援本部
栃木県社会福祉協議会
長野県社協災害救援ボランティア本部

(3) 被災地の災害ボランティアセンターの仕組みについての紹介
ボランティア未経験者が大半ですので、平常時の「ボランティアセンター」や活動紹介のしくみについてもまったく知らない方ばかりです。そこで、センターでの受け付け、マッチング、オリエンテーション、活動出発、活動振り返り、といった基本的な流れを伝えておくと、戸惑いや過度の不安が軽減されると思われます。また、一連の流れで多少の時間がかかることもあらかじめ説明をしておくといいでしょう。

(4) 出発する前に「ボランティア保険」(天災プラン)に必ず入っておくこと
ボランティア未経験者の中には、「ボランティア保険」の存在を全く知らない人や保険加入は必要ないと思っている人もたくさんいますので、その重要性(傷害保険とともに賠償責任保険も組み合わされている特別な保険であること、など)をきちんと伝えましょう。
そして、出発前に加入手続きをしておくことを強く勧めましょう。理由は次の2点です。出発前に手続きをしておかないと、往路での事故(ただし、車の事故は対象外)や怪我に対応できないこと。また、未加入者のために、現地の災害ボランティアセンターのスタッフの手がとられてしまうこと、です。
また、都道府県によってボランティア保険の内容が違う場合(宮城県、東京都、兵庫県など)もあることはコーディネーターとして知っておく必要があります。
なお、今年度分のボランティア保険に加入しているか(4月で更新されるので)の確認が必要ですし、健康保険証(か、そのコピー)の持参についても徹底する必要があります。

(5) マスクなど、必要なものの準備について
被災地での活動は、津波の被害にあった地域と地震の被害が大きかった地域では、活動内容が異なります。したがって、それぞれの活動先の状況を調べて、必要な準備をするようにアドバイスしましょう。なお、共通して必要なのはマスクです(粉じんや砂ぼこり、アスベスト対策など)。マスクは正しく装着しないと効果が半減します。また、作業によっては防塵マスク、ゴーグル、ヘルメットなどの着用が必要です。活動内容をふまえて必要な装備についての徹底を心がけ、安全管理についての注意を促しましょう。
また、これからの時期は熱中症や食中毒への注意を促す必要も出てきます。 食料などは、現地のお店が営業している場合は、むしろ現地で購入した方が復興のためになります。一方、営業が再開してないような地域に行く場合は、それなりの準備が必要です。事前の情報確認が重要であることを伝えましょう。

(6) 現地では、自分の希望通りの活動ができるとは限らないこと
被災地のニーズは刻々と変わっていきます。テレビ等をみて勝手に描いていたイメージと合わないこともあるということも伝えましょう。また、天候によっては、屋外での活動(泥かきやガレキの片付けなど)が急に中止になることもあります。さらに、大量のボランティアが来た場合は、活動紹介まで長時間待つこともあります。誰のために、何のために来たのかを考えて、腹を立てずに協力的な対応をとることが大切であることを理解してもらいましょう。

(7) 現地での、ボランティアのマナーについて注意を喚起する
被災地に向かうボランティアが増えるとともに、ボランティアのマナーについての問題が大きくなっています。たとえば、以下のようなことについて、理解してもらうようにしましょう。

*むやみに写真撮影したり、勝手にブログに掲載したりしないこと
被災地では、ボランティアが無神経に写真撮影をすることで傷ついたという被災者の声がたくさん聞かれます。被災された方々だけではなく、風景の撮影にも十分に配慮が必要です。

*ボランティアの宿泊場所の確保などを強引に要求しないこと
被災地の災害ボランティアセンターのスタッフの中には、被災しているうえ、地震発生からほとんど休みをとっていない方もいます。そうした方々の負担をさらに増加させないようにしましょう。
車中やテントでの宿泊も周辺の住民の皆さんの不安や負担にならないような配慮が必要です。

(8) 無理をしないこと
被災地では、知らないうちに気持ちが高ぶっていて疲れを感じにくくなっていることもあります。自分の体力を過信しがちであることを注意してもらわなければなりません。ボランティアには、少しでも体調がおかしいと思ったら、休む勇気を持つように伝えましょう。

(9) 自分自身の安否確認の仕組みを作っておくこと
自分の連絡先や方法を家族等に知らせておくことは不可欠です。現地の災害ボランティアセンターにボランティアについての問い合わせが入るようなことがないよう注意を促しましょう。さらに被災地では、今も大きな余震が続いています。地震の際には電話はつながりにくくなりますので、電話以外の方法(Eメール、ツイッターなど)も準備しておくように伝えましょう。

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