飲む? 飲まない?

飲む? 飲まない?

ある会合で、断酒会の方と一緒になり資料をいただいた。
アルコール依存症のことも、断酒会のことも知識としてはあるにはあったが、実際に資料を
手にとるのは初めてである。
ある意味本当に深刻である。
ひるがえって私はというと、勿論アルコール依存症ではなく、断酒会にも加入していない。
厚労省の健康計画素案には喫煙率は出てくるが、禁酒率は出てこない
(新聞報道のみなので詳細は不明)
適量なら百薬の長とか。

どちらかと言うと酒は好きなほうで、4~5年前までは、一年を通しても数えるほどしか
休肝日が無かったと記憶している。
昔と比べると酒量も格段に減ってきた。
現在は飲んでも酒に換算して1合か1、5合位だが、数年前ドックで血圧が高くて肝臓も
少々・・・・と注意され、休肝日を設けることになった。
5年前には月7日位の休肝日だったが、毎年1日くらいずつ伸びて、現在は月12日位
になった。

体調が格段に良くなったと言う自覚は勿論無いが、特に意識しなくても酒を休めるよう
になった。無理して死ぬ気もないが特に長生きを目指しているわけでもない。
一番気にしているのが、まともに動けないまま、呆けてしまってまともに思考できないまま
長く生き続けること。
年齢が大台を越えて、その可能性が高くなった。
休肝日を設けることでそれが防げるものであれば、苦にはならない。

健康維持のためには歩くこと、脳の活性化にはボランティア活動が有効だとも言われている。
酒を飲まないだけでは、そんなに影響があるわけではない。

一生分飲み終わったわけではないが、適度な休肝日は続けたいと思っている。

(理事 岩浪)